物価高対策
物価高が続く中でも、すべての中小企業の業績が悪化しているわけではありません。
同じ環境にありながらも、安定した利益を確保し、むしろ業績を伸ばしている企業があります。
その違いは一体どこにあるのか。
物価高は、原材料費やエネルギーコスト、人件費の上昇という形で企業の経営を圧迫します。
これを避けられない負担として受け止め、我慢や節約だけで乗り切ろうとすると、利益は少しずつ削られてしまいます。
一方、個性的な商品・サービス、きめ細かな対応などで価格以上の価値を提供している企業では、値上げを理解してもらうための努力を重ねます。
もっとも、コストの上昇を値上げに頼るだけの経営は長続きしません。
商品・サービスの付加価値を高めるためには、生産性の向上が欠かせないからです。
物価高は、中小企業にとって厳しい局面といえます。
しかし同時に、経営の強さが試される貴重な機会ともいえます。
重要なことは、物価高が続く中でどのような取り組みを行うのか。
価格転嫁と生産性の向上に本気で向き合えるかどうかが、大きな分岐点となります。