成功と失敗

仕事の結果にこだわる経営では、仕事の成功と仕事の失敗は対極の存在です。

商品・サービスの販売を例にとれば、自社の商品・サービスが多くの顧客に支持されることが仕事の成功であり、他社の商品・サービスに競争で打ち負けることが仕事の失敗になります。

つまり、仕事の結果にこだわる経営では、仕事の成功はライバル企業に勝つことであり、仕事の失敗はライバル企業に打ち負けることを意味します。

しかし、長く続く競争の中で、ライバル企業に勝ち続けることは容易ではありません。

たとえライバル企業に勝ったとしても、その勝ちは今回限りであって、仕事の成功は一時的といえます。

人は仕事の結果にこだわるとき、失敗することを恐れて、確実な成功への近道を探そうとします。

仕事の成功は、これまでの自分の考え方や積み重ねた努力が正しかったことを証明してくれます。

一方、仕事の失敗は、自分の弱点や考えの間違いを明確にして、次の成功への道筋を示してくれます。

仕事の失敗の中には、仕事の成功からは得られない、大きな学びが存在します。

仕事の大きな成功は、数多くの仕事の失敗の積み重ねから生まれてきます。

仕事の成功と仕事の失敗は決して対極の存在ではなく、むしろ大きな成功に続く長い道程の一部にしか過ぎません。

仕事の結果でこだわるべきは、成功と失敗の事実ではなく、仕事の結果を謙虚に受け止め、成功に慢心せず、失敗から多くを学ぶことです。

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